【S4・484位R2011】のろい型かそく積みリレー!
TN:アルミリア、蝶の楯
最終順位:484位(R2011)、517位(R2009)
①構築経緯
「のろいコノヨザル」と「アラブルタケのくさわけによるS上昇」のシナジーを高く評価し構築を組み始めた。
タケが出せない場合のエースとしてサーフゴー・ゴツメアーマーガァ意識の「炎テラバカイリュー」を採用。
起点作成役や展開への切り返しとして「みがわりアンコールテツノツツミ」を採用。
ここまでの4体で勝つ自信ができ、一部の勝率の悪い構築に勝てるように
裏選出のエースとして「でんじはたたりめサーフゴー」
クッション枠として「HDチョッキジバコイル」を採用し構築が完成した。
②個体紹介
コノヨザル@オボンの実
テラスタイプ:ノーマル
特性:やるき
実数値:212(212)-136(4)-104(28)-×-119(68)-147(188+)
*調整意図
S:初手の飛行テラバカイリューにのろいを入れる程度。最速カイリュー抜き抜き
耐久:いのちがけ不採用のためH実数値を落とし耐久指数を上げるためbd振り
このパーティの核であり魂。
基本選出を通す場合、このポケモンがどれだけ仕事をできるかで勝敗が決まる。
「のろい」という技がアラブルタケのくさわけ・きのこの胞子や、カイリューの竜舞・羽休めとの相性が良く、非常に噛み合っていた。
倒さずに削れていく相手を場に残すことで、タケのS上昇の起点にする動きは強力であった。
さらに、対キョジオーンや受けループなどの数的不利を取れない構築に対してもイージーウィンをとる事ができ最終日にも何度も決まった。
初手にでてくるキョジオーンに対してステロ・
のろいを打った後カイリューで竜舞をしてそのまま3タテしたり、
コノヨザルを残すことができればカイリューで2枚持っていった後、のろいを再展開しテツノツツミのみがわり連打で勝つ動きができる。
とにかく、のろいという技がこのパーティに噛み合っていた。
テラスタイプは眼鏡カミ意識のノーマル。コノヨで2枚持っていって裏でラストを処理できる場合、テラスを切ることも少なくはなかった。
フェアリー・飛行のみを意識したゴーストも強力。
アラブルタケ@たべのこし
テラスタイプ:水
特性:こだいかっせい
実数値:193(52)-172(202)-119-×-119-117(252+)
幅広い相手に打ち勝てる本構築のエース。
まずはタケを通すルートを考える。その場合は数的有利や体面的に勝つことではなく、コノヨザルやテツノツツミを使って
タケの起点をつくる事を意識する。
「かみくだく」の採用意図は二つ。
一つは、S4の悪技の一貫が凄まじい事。
テラスを切らなくても打点をもつ事ができるしbに降っていないカイリュー程度なら、ステロ込みで確定二発をとる事ができる。
ただし、胞子の通らない悪格闘タイプに打点がなくなるためマスカーニャやキノガッサが重くなるがその点は補完のポケモンでカバーした。
二つ目は、再生技でTODを狙ってくる相手にも非考慮のBダウンで打ち勝つ事ができる点であり、非常に強力であった。
最高のポケモン。
カイリュー@あつぞこブーツ
テラスタイプ:炎
特性:マルチスケイル
実数値:191(196)-189(140+)-116(4)-108-121(4)-121(140)
フェアリー打点・鬼火持ちを起点にできる炎テラバカイリュー。
前期のおにーやんさんの調整を微調整した、S1段階上昇で最速テツノドクガ抜き抜き抜きの調整。
炎のパンチではなくテラバースト採用の理由は役割対象の鋼タイプやテラスを切ったカイリューのゴツメに触れないため。
浮いている鋼(アーマーガァ・ミミズズ・鋼ロトム・鋼サザンドラ)でカイリューをみているパーティに炎打点でイージーウィンを取れる事も魅力だが今シーズンはそれらも数を減らしていたため、炎打点がある事が劇的に活きる場面は減ったが、テラスタルによって舞う場面を作る点を重視すれば、それでも強力な型である事に間違いはない。
サーフゴー@ゴツゴツメット
テラスタイプ:ひこう
特性:おうごんのからだ
実数値:193(244)-×-155(204+)-154(4)-112(4)-155(44)
コノヨザル・アラブルタケとの補完に優れた、裏選出のエース。
初手にコノヨザルを投げられない場合はこのポケモンを軸にサイクルを回す。
初手のコノヨザルに強いミミッキュ・テツノブジン、他にはエルレイドなどを意識して採用したが大正解であった。
他にも、基本選出がカバルドン絡みに弱く、勝率が悪かった。
具体的にはカバルドン+マスカーニャorサーフゴーといった並びである。
特に「なまける」持ちのカバルドンを切らずに大切にしてくるタイプのパーティに弱かったが、このポケモンのテラスタイプを飛行にしてから負けなくなった。
終盤増加したドドゲザンに強いのも追い風であった。
本構築に対して、初手に出てくるドドゲザンには、こちらのコノヨザルに対する引き先がいない場合、どう考えてもフェアリーテラバ持ちのため
テラスを切らずにでんじはから入っていた。
終盤の選出率も40%程あり、間違いなくこのパーティの裏エースである。
ジバコイル@突撃チョッキ
テラスタイプ:水
特性:アナライズ
実数値:177(252)-×-136(4)-165-142(252)-80
サーフゴー・テツノツツミ意識の採用。
コノヨザルを起点にしようとするサーフゴーを咎めたり、エースが隙を見せるツツミに対して引き先となれる点が強力。
構築の見た目として、フェアリー・氷の一貫を切る事ができたのも噛み合っていた。
テツノツツミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:水
特性:クォークチャージ
実数値:131-×-134(4)-252(252)-80-206(252+)
スイーパー・起点作成・積み展開への切り返し、など多くの役割を一匹で担った仕事人。
先に展開されると負けるタイプの構築であるため、その切り返しを一匹で担う補完枠として優れているだけでなく、
優秀な技範囲・素早さから対面的にも強く
アンコールからカイリュー・タケの起点作成を行えたり
コノヨザルののろいと「みがわり」の相性が良かったりと
無限のシナジーを持ちながら、一匹でたくさんの役割をこなしてくれた神ポケ。
本構築はこの型が最適であると確信しているが
終盤は耐久振りや格闘・地面テラバ持ちがいたりと、さらなる型の多様化に期待である。
③終わりに
インフレシーズン以外でレート2000を達成する事ができ、とてもうれしいです!笑
今後は3ヶ月以内に最終二桁を取る事を目標にがんばります!
何か質問やご指摘などがあれば、気楽にご連絡ください。